開成山体育施設

10数年ぶりに開成山でサッカーが復活

当施設の郡山ヒロセ開成山陸上競技場において、東北社会人サッカーリーグ2部南に所属するFCプリメーロ福島のホームゲームが開催されました。

開成山陸上競技場では、かつて福島FCがホームスタジアムとして1997年まで活動しており、福島県サッカーの拠点として親しまれていました。福島FC解散後、公式サッカー試合がこの地で開催されるのは実に10数年ぶりのことです。

リニューアルオープンした開成山陸上競技場

開成山陸上競技場は2025年4月にリニューアルオープンし、今回が新装後初のサッカー試合開催となりました。改修では、インフィールドを天然芝に人工芝繊維を打ち込んだ最新のハイブリッド芝に更新し、パラリンピック投てき種目対応プラットフォームを新設するなど、時代に対応した施設へと生まれ変わりました。

収容人員15,474名を誇る当競技場は、日本陸上競技連盟公認第3種競技場として、更衣室、シャワー室、ミーティング室、医務室、車いす対応エレベータ、多機能トイレ、室内走路なども完備し、幅広いスポーツ競技に対応できる施設となっております。

FCプリメーロ福島について

今回ホームゲームを開催したFCプリメーロ福島は、1996年に福島FCの流れを汲むクラブとして設立され、2024年に株式会社早稲田ユナイテッドへ運営を譲渡し「FCプリメーロ福島」として新たなスタートを切りました。

現在、郡山市・鏡石町・矢吹町をホームタウンとし、「スポーツの力を活用して様々な団体を繋ぐプラットフォーム（HUB）化」を目指して活動しています。福島FCゆかりの開成山でホームゲームを開催することは、福島県サッカーの歴史の継承という観点からも意味深いものとなりました。

開成山体育施設の役割

「全ての市民がスポーツに親しみ、楽しめる機会の提供」を整備方針とする開成山地区体育施設にとって、今回のサッカー試合開催は新たな活用の形を示すものです。

リニューアルされた施設で福島県サッカーの伝統が受け継がれ、地域スポーツ振興の拠点として役割を果たしていくことが期待されます。開成山陸上競技場は、陸上競技はもちろん、サッカーをはじめとする球技においても、アスリートと地域の皆様にご利用いただける施設として運営してまいります。

今後の展望

FCプリメーロ福島は、今後のリーグ戦においても開成山陸上競技場での開催が予定されています。

2025年度 FCプリメーロ福島 開成山陸上競技場開催予定：

• 8月31日（日）
• 10月12日（日）
• 10月19日（日）
• 11月3日（月・祝）

地域のサッカーファンの皆様には、福島県サッカーの聖地で繰り広げられる熱戦をお楽しみいただけることと思います。詳細な試合時間や対戦相手については、チームホームページよりご確認ください。

試合日程・詳細情報について：

• FCプリメーロ福島の試合日程：FCプリメーロ福島公式サイト